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俳句('06年度):

                1月分;  南天のますます赤き寒極む
                                              落ち葉踏む小春日和のからす山
                4月分;  郷の山霞みて心空ろなり
                                              
                7月分;  天の川遠くに瞬く星あれど
                                              
              11月分;  里山の錦残りて時雨かな
                                              残り日や里の錦に収まりぬ

俳句('07年度):

                1月分;  寒のうち黄色の薔薇に赤みさす
                7月分;  七夕や秘めたる願い秘めたまま
                                              シキブ咲き盆栽かたち崩れけり

俳句('11年度):

                2月分;  春の雪ふわりふわりと降り止まず
                4月分;  仏壇に活けし菜の花食膳に
                       ほのかなる萌黄の山にこぶし咲く
                            桃の花かたく節句に木瓜供え

俳句('13年度):

                4月分;  山桜天空高く咲きにけり
                       
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