「気について」

いつでも生き生きと暮らしていけるように健身法、痩身法をを行い
「気」を落ち着かせ、自然治癒力を増し、気血を整え、疾病を予防する。


私の健康については五十の手習いで、十数年前から多くの先生に教えて頂きました。
最初の先生はヨガの指導者、油田孝子先生と油田倫余先生です。そこで八年ほど教えていただきました。
またその頃から水泳やエアロビクスもやりました、そのときストレッチ替わりにアーサナをやりました。
その後教室には入っていませんがスポーツ教室のヨガに参加したり自分でフォローしています。
その後転任先の仙台で太極拳に出会いました、在任中二年間、宮城太極拳スクールの渡辺孝子先生に教えていただきました。
帰名後、ヨガ、太極拳の教室を探しましたがどうも気に入らない、
そんな時ふと十数年前に心にとめた花架拳のことが思い出されYMCAを訪れ、手がけてみることにしました。
そこに組み込まれた教科が練功十八法でした、その後7年続けました。

私の修養はこれくらいのものですがそれなりに「気」の一端に触れたような気がします。
ヨガ、太極拳、練功十八法にすべて共通するのは、気をめぐらせて身体を健康にし、
心を落ち着かせるということだろうと思います。健康を維持し、知力を即応に活用できる潜在能力を
高めるということが必要であり、感覚で捉えられない茫漠とした目に見えない

「気」とは何か

詮索する前に体験することが必要です、私なりに「気」について説明してみます。
気功で大切な三つの要素として調身、調心、調息、ということをいいます。
これはまた、ヨガのポーズ、瞑想、腹式呼吸と共通しています。
まず調身は、正しい姿勢・動作によって気血の通り道である経絡を開くものです。
調心は、精神状態を自己コントロールすることにより入静に至るということで、
調息は、自然な腹式呼吸で臓腑の機能を促進するものです。
更に大切なポイントとして、円・柔・松・静(エン・ジュウ・ショウ・セイ)と云われています。
円は姿勢、動作の丸さを確保すること。柔は柔軟であること。松はリラックスしてやるということ。
静は入静、静かにやるということです。
ヨガや気功と云うのは四千年の歴史がありますから、色々な先生がおられ、色々な流派があります。
どれでもいいですから、一つ選んで、繰り返してやるということが基本です。
身体知、体がひとりでに動いていけばしめたものです、傍から見ればうっとりと瞑想しているように、
また美しく見えます、きれいということは動作が正しいということです。
日常生活での振る舞いにもこの美しさが現れます。
禅で言っていることも、気功で言っていることも、練功十八法で言っていることも、
つきつめていけば一つであります。皆様一層これらを修得していただいて、
みんなが本当に幸せな、ただ生きているというのではなくて、楽しい人生が送れるように
していただきたいと思います。まさに万物創造の根元であり、森羅万象を生み出したものが気であります。
哲学では実存と云い、科学で言えば真理です、宇宙の根元のことです。気をより多く会得する
ことが健康と幸せにつながるのです。

その後ヨガを近くのJonetsu Yogaで始めています、ここでは最新のフロー系のヨガです、ここももう12年目です。
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